キャスコムS

特長

■ 銀合金~陶材焼付用合金まで、オーバーヒートを抑え高い鋳造性を発揮します。
■ ランニングコストを抑えることが可能な高周波コイルや、ルツボ
■ 品質だけでなく、鋳造にスピードを求める義歯中心の技工所様や、鋳造回数の多いクラウン系技工所様にお勧めです。
■ パラやゴールドも高周波出力が自由に設定が出来る事で鋳造タイミングがとり易く、品質の高い鋳造体が得られます。
 

メタルコア

コバルトボンド

金属床

仕様

販売名 キャスコム S
一般的名称 歯科技工用高周波鋳造器
分 類 一般医療機器
届出番号 26B2X10018000016
 
外形寸法 本体:560(W)×480(H)×475(D)mm 取手、突起物含まず チラー:305(W)×465(H)×390(D)mm
質 量 本体:38.5kg  チラー:19.5kg(冷却水含まず)
電源電圧 AC200V±10% 50/60Hz
消費電力 3.5kVA Max.
金属溶融方式 高周波誘導加熱方式
鋳造方式 回転式真空加圧鋳造方式
加圧雰囲気 空気またはアルゴン雰囲気
加圧圧力 0.1~0.4MPa プログラムで変更可能
圧縮空気圧力 0.5~1.0MPa
アルゴンガス圧力 0.7~0.8MPa
装置冷却 外付け水冷チラーを設置、水量:2.5~3L
タッチパネル 5.7インチ 640×480 ドットカラー液晶
プログラム数 200コース
最高使用温度 1400℃:温度センサーを使用するとき 1650℃:温度センサーを使用しないとき
使用可能リング 標準リング:Max.φ90×H70mm Min.φ34×H50mm
ルツボの種類 セラミックルツボ 寿命:15~30回 カーボンルツボ  寿命:10~20回 ※ルツボの寿命に関しては使用状況によりばらつきがでます。
使用環境 温度:10~40℃ 湿度:30~90%(ただし結露なきこと) 標高:Max.2000m
温度センサー カーボンルツボを使用するときのみ温度測定可能
金属溶解量 コバルトクロム合金:10~60g 金合金:カーボンルツボS 使用時 10~60g 5cm3以下 カーボンルツボL 使用時 10~120g 10cm3以下
高周波通電時間 セラミックルツボ使用時:Max. 5分 カーボンルツボ使用時:Max. 12分
昇温時間 コバルトクロム合金:60gの溶解まで3分以内

FAQ

質問:
200Vのコンセントの形状を教えてください。
回答:
単相200V 20A エルバ―型をご用意ください。
質問:
アルゴンガスは必須ですか?
回答:
コバルトの鋳造時でも必須ではありません。使用すると酸化膜を抑えることが可能です。

用途: オプション アルゴンガス専用調圧器

コバルトクロムやニッケルクロムの鋳造酸化膜を減少させたい場合には、アルゴンガスを使用することをおすすめします。※アルゴンガス無しでも鋳造可能です。

用途: オプション 連続鋳造用増設チラー HPC-40

コバルトクロムを10回以上休みなく連続使用するために必要なチラーです。
本体の冷却効率を高めることが可能です。

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