導入事例

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【導入事例】M OrthoMove

2023.05.1

アイコネクト大森矯正歯科

冨田 大介 先生

HP
https://iconnect-ortho.com/
業務内容
矯正歯科治療
従業員
7 名
導入製品

M OrthoMove

製品の使用用途
治療計画の検討, 患者説明
製品の使用期間
1年
主な取引先の業種や特徴

歯科医師と技工士、どちらにとっても扱いやすいソフト

購入検討の方法
(M OrthoMoveを候補にしたきっかけや、最終決定した理由について)

細かいところまでシミュレーションでき、セグメンテーションが自動で行われ、切り出した歯根や顎骨のCTデータとSTLデータを重ね合わせられるものを探していました。デモを見ると、どの作業もスピーディーに作業が行われていました。今までとても時間がかかっていた作業でしたので、かなり期待が持てました。
また当院はシミュレーションソフトを歯科医師と技工士が相談しながら扱うため、どちらにとっても扱いやすいソフトを探していました。歯科医師の私は歯の移動シミュレーション部分のUIがとても見やすく、直感的に操作ができることに好感が持てました。また技工士は前職でCAD/CAM冠の作成等をexocadで行うデジタル技工の担当であり、毎日使用するソフトはとにかく使いやすく、癖が無い物を希望していました。その技工士がデモを見て良さそうと言ったのを聞いて私は購入を決めました。

実際に使ってみて使い勝手はいかがですか

実は納品後に担当者の方の説明を待たずにソフトを使用したのですが、十分にできてしまうほど操作は簡単でした。新規患者の登録、オートセグメンテーション、CTデータの重ね合わせ、シミュレーションは慣れてくると30分程でできます。特に秀逸なのはオートセグメンテーションです。
セグメンテーションとはスキャンして得たSTLデータの歯とそれ以外を切り分けて歯牙を認識させる作業で、正確に行わないとエラーが起きるため丁寧に行う必要があります。手動で全てを行うソフトの場合はセグメンテーションだけで20分程かかる場合があります。M OrthoMoveは自動で数秒のうちに、かなり正確にセグメンテーションすることが可能です。これには驚きました。

今後改良を期待するところ

患者さんへの説明用として私や技工士は直接ソフトウェアを触れますが、操作のできないスタッフでもPDFや動画でも説明できるので非常に重宝しています。
今後はステージング(歯の移動の順序)の設定をより細かく設定できるとシミュレーションの自由度が上がります。肝となる部分なので、予測実現性を高めるためにもぜひ改良して頂きたいです。

製品の購入を検討されている方へのアドバイス

M OrthoMoveが導入されたことにより1患者あたりの作業時間は減少しましたが、担当者は一日の中で長い時間シミュレーションソフトを使用することになります。
購入を検討されている方は、実際にデモを見て一通りの流れを体験することが重要になります。当院では歯科医師と技工士が使用感も含めて内容を確認してから購入しました。

そのほか、気になっている製品

M OrthoMoveに3Dの顔画像を取り込むことができるので、フリーダムF(SNAP)が気になっています。